自分の位置情報をアプリに知らせるのを防ぐ方法
アプリを自分のデバイスにインストールする度に、それがツールであれゲームであれ、たくさんの許可が要求されることに気づくはずです。これら許可を受諾すると、デバイス内の複数の場所のあらゆる種類のアクセスを許可することになります。これには、自分のメッセージ、写真、連絡先、そして位置情報が含まれます。
これらすべてはちょっと恐ろしいことのようですが、こういった許可が必要なアプリのほとんどには害がなく、広告を表示するために、あるいはそのアプリを使っている間に通話を受信できるようにするために、デバイスの特定要素を読み込む必要があるからです。
でも、自分の位置情報にアクセスを与えることは、少々恐ろしいことです。つまり、懐中電灯アプリがどうして自分の正確なロケーションを確認する必要があるのでしょうか。ナビゲーションアプリならば、位置情報が必要なのは明らかですし、Google Mapsといったアプリなら、位置情報なしにはほとんど使い道がありません。でも、多くの場合、自分のロケーションを教えなければならない、というのは気分のいいものではありません。
この対処法として、デバイス本体で位置情報設定を無効にする方法、あるいは好みによっては特定のアプリを無効にする方法があります。
Android 6.0以上のデバイスの場合
デバイスに持っている各アプリで自分の位置情報を無効にするためには、「一般設定」→「位置情報設定」と進み、有効無効を切り替えるだけです。この設定を変更することにより、自分のデバイス本体の位置情報へのアクセスを無効にするため、ロケーション確認が必要なアプリの作動を妨げないように気をつけましょう。
デバイス本体の位置情報を有効にしたままにしておくならば、デバイスがロケーションについての情報を集める方法を調整することもできます:
- 高度な正確さ:GPS、WIFI、Bluetooth、モバイルネットワークを使って、自分のロケーションを決定する。
- 電力節約:WIFI、Bluetooth、自分のモバイルネットワークのみを使う。
- デバイスのみ:自分のGPSのみを使って、ロケーションを確認する。
アプリごとに自分のロケーションを調整する
アプリごとに設定を変更したいならば、「設定」→「一般」→「アプリ」→「アプリをコンフィギュア/アプリ設定」→「アプリの許可」と進みましょう。自分のアプリが所持する許可の全リストを確認でき、どのアプリが自分のロケーションにアクセスできるかを、アプリごとに変更することができます。
Android4.3 – 5.1のデバイスの場合
上記と同じ方法で、すべてのアプリケーションの位置情報の設定を調整することができます。「設定」→「さらに進む」→「許可」と進み、ロケーションの隣にあるスイッチをオン・オフに切り替えるだけです。自分のデバイスが使う方法も調整することができます:高度な正確さ、電力節電、デバイスのみ。
「位置情報」ページをスクロールして、自分のロケーションについての情報にアクセスを要求したことのあるアプリすべてを確認することもできます。アプリごとにタップすると、ロケーションを追跡する機能を無効にすることができるかどうかを教えてくれます。