背景で稼働しているAndroidアプリを終了するには?
買ったばかりのスマートフォンを初めて使うときの素晴らしい瞬間は、誰もが体験しています。箱から取り出して、電源を入れてみて、すべてが何て素早く反応するんだろう。反応の遅い古い機種を何で一年以上も使っていたんだろうか、と後悔するかもしれません。でも、新しいデバイスを手に入れた途端に、この魔法は次々に消えていくようです。
使っているうちに、デバイスの反応は遅くなり、バッテリーの持ち具合が短くなり、「すごい!」と感動する機会が次第に少なくなっていきます。それでも、新しいデバイスをまた購入することを考えるよりも、見えないところで稼働しているAndroidアプリを終了するべきでしょう。
見えない裏側をコントロールしよう
さあ、自分が持っているアプリを再度操作しましょう。見えないところで こっそりと稼働し続けるアプリは、バッテリーやRAMを消耗してしまうことが多いです。でも、もうそうはさせません。そういったアプリを自分の支配下に置いて操作しましょう。その作業はとても簡単です。
まずは、「開発者オプション (Developer Option)」を使いますが、もしこの機能が利用できるように設定されていないのであれば、これをアンロックしましょう。
- 「設定 (Setting)」を開く。
- 「電話の情報(About Phone)」あるいは「デバイス情報 (About Devise)」をタップ。
- 「ビルドナンバー (Build Number)」のタブを見つける。
- 「ビルドナンバー (Build Number) 」を7回くらいタップする。そうすると、開発者オプションをアンロックすることができる。
以上の手順が終了したならば、「設定 (Settings)」に戻り、「開発者オプション (Developer Option)」に進みましょう。
デバイスによりますが、「処理する (Processes)」や「機能を実行する (Running Services)」あるいはこれに似たような内容を選んでください。そうすると、デバイスで稼働しているすべてのアプリや機能のリストが表示され、また貴重なRAMを消費している原因がわかります。「さあ、こいつらすべてを排除してやる」というのは、よくない判断で、オススメしません。
デバイスを稼働させ続けるために必要な処理作業があり、それらを排除してしまったならば、問題が発生します。大まかに言えば、もしその処理にGoogleが表示されたならば、それには触れない方がいいでしょう。
どのアプリの稼働を終了させればいいか知ろう
では、自分のAndroidの機能を損傷することなく、どのアプリの稼働を終了させることができるのでしょうか。上記以外であれば、ほぼすべてです。もちろんFacebook やWhatsApp, Instagramといった一連のソーシャルアプリを持っていることでしょう。こういったアプリは、デバイスの動作や性能具合に影響を与える心配をすることなしに稼働を終了させることができます。次に、メールクライアントや音楽プレイヤー、そして見えないところで勝手にインストールされて、プッシュ通知を待っているゲーム、といった類を見つけましょう。
そういったものの稼働を終了させたならば、Android が新しく生まれ変わり、もっと反応が速くなっているのに気づくでしょう。もちろん、使っているうちにまた同じようなアプリが原因で問題が発生しますが、それらは同じ方法で終了できます。テクノロジーが向上し、さらに進歩していくと、アプリによるRAMの大きな消耗を自動的に防いで、デバイスの動作を賢く維持することのできる、バッテリー寿命がもっと長いスマートフォンを手にいれることができるようになるでしょう。
Androidの古い機種を持っているならば(2010年製のデバイスなど)、新しいモデルを購入する価値はあるでしょう。速さのあまりの違いのびっくりすることでしょう。
アプリを使って、自動的に作業を停止する
人によっては、バッテリー寿命を改善し、自動的に必要ない作業を停止するためにデザインされたアプリを使うことを薦めます。また、別の人たちは、そういった方法は状況を悪くするだけと考えます。問題は、自動的にアプリを終了させるアプリの場合、そのアプリ自体が再起動する可能性があり、その結果そのアプリは終了してしまいます。こういった流れは繰り返され、事実、何もやらないよりもはるかに速くバッテリー寿命が消耗してしまうことになります。
処理作業を終了させたり、ツールの機能をそのまま利用したいのであれば、デバイスのルート化もさらにたくさんの可能性があります。でも、上記に紹介した方法だけで実に素晴らしい結果が得られるので、Androidをルート化することはオススメしません。