Root（ルート）化とは何か。AndroidをRoot化する方法。
Root化するとはどういうことでしょうか。
自分のAndroidについて、「Root化」という言葉をきいたことがあるなら、いったい何のことだろうと思っている人もいるかもしれません。簡単に言うと、デバイスをRoot化すると、ほぼすべてのことに完全にアクセスできます。自分のプロセッサーをオーバークロックしたり、ファームウェアを調整したり、Root化されているデバイスにのみ使用できる特定のアプリをインストールしたり、安全なブラウザを設定したり等など、たくさんあります。自分がやっていることをちゃんと理解しているならば、可能性はほぼ無限です。
Root化で起こりうる危険なこと
そうは言っても、自分のデバイスをRoot化する際には危険性もあり、保証が無効になったり、さらにはデバイスを完全に壊してしまうかもしれません。また、Root化することで、安全性を危険にさらしがちになります。でも、一般的には、実際のRoot化のプロセスはとてもシンプルで、Root化後に行うかもしれないことの方が本当に危険性が高いのです。もし無限の可能性を得るこの魔法の領域の秘密を解き明かす方法を知りたいのであれば、どうぞ読んでください。
自分のデバイスをRoot化する方法
何よりもまず大切なのは、自分のデバイスを完全にバックアップすることです。そうすることで、万が一うまくいかなかった場合も、少なくともデータをすべて失うことはありません。また、自分のAndroidスマートフォンやタブレットがAndroid 5.1以上の場合は、以下の方法はうまくいかないことを理解しておいてください。
自分のデバイスをバックアップしたら、完全に充電されていることを確認してから、「設定」を開き、以下のステップに従ってください：
1.「端末情報」をタップし、「ビルド番号」と表示しているところを探す。
2.「ビルド番号」を7回タップすると、「設定」ページに「開発者向けオプション」が表示される。
3.「開発者向けオプション」をタップ（「端末情報」メニューから去るために、押して戻らなければならない）、「USBデバッグ」と「OEMアンロック」を有効にするためにボックスをチェックする。
さあ、自分のデバイスの準備ができたならば、Root化を始めることができます。複数のことをダウンロードできますが、最も簡単で容易なのは恐らくTowelRootでしょう。「設定」から「提供基不明のアプリ」を自分のデバイスがインストールできるようにしなければなりません。次に、このリンクに従って、このページの中ごろになるシンボルをクリック。
インストールが終わったら、アプリを開き、指示に従ってください。順調に行けば、それほど時間は掛からずにデバイスのRoot化は完了します。Root Checkerと呼ばれるアプリをダウンロードすれば、自分のデバイスがRoot化されて魔法の力を持っているかどうかを確認できます。
この段階になると、以前とまったく同様の方法で自分のデバイスが作動していることに恐らく気づくことでしょう。でも、今やいろいろと試して、楽しめます。Googleでどんなことができるか調べて、指先で軽く触れるだけで遊べる完全にカスタマイズされた遊園地ができたことを知るでしょう。どんどん変更していくうちに、「Bricking」にしてしまう、つまりデバイスを事実上使用不可の状態にしてしまわないように気をつけましょう。
バッテリーの寿命を改善したり、プロセッサーをオーバーロックやアンダーロックしたり、Root化されたデバイスのみ対応のアプリをインストールしたり、ブロートウェアを停止して、デバイスのパフォーマンスを改善したり、と考えていたこと以上のRoot化でできる可能性に、少々興奮することでしょう。「あ～あ、面倒くさっ」と思うのであれば、Root化は恐らく自分には向いていないということです。
